飲食店経営者のびる(＠nobiru_san)です。
2020年4月に施行される改正健康増進法。いわゆる禁煙法により全国の飲食店でタバコの喫煙が禁止となります。
今回の法改正で紙巻タバコが禁止になりますが、加熱式タバコっていったいどうなるの？
アイコス、グローといった加熱式やプルームテックなどの水蒸気はOK？
そんな疑問を耳にすることが多いですが一体どうなんでしょうか？
今回は『飲食店の禁煙化の法律で加熱式タバコは吸えるのか』について解説していきます！
関連記事：飲食店の禁煙化の法律はいつから？内容や罰則・罰金とお店の対策を紹介！！
飲食店の禁煙法でも加熱式タバコは吸える？
いきなりの結論です！
禁煙の飲食店では原則アイコスもグローもプルームテックも吸えません。
「加熱式は煙が出ないからいいでしょ？」「プルームテックは水蒸気だからいいでしょ？」
だめです！
でもこの文言をちゃんと呼んでみてください。
『禁煙の飲食店では』『原則』がポイントです！
ってことは･･･
喫煙可能な飲食店ならOK！例外もあるよ！ってことですね。
禁煙法でも加熱式タバコが吸えるお店や場所はあります。
飲食店の禁煙法でも加熱式タバコが吸える場所は？
喫煙が可能なお店
もう1度先ほどの言葉を見てみましょう。
禁煙の飲食店では原則アイコスもグローもプルームテックも吸えません。
禁煙の飲食店では…つまり、禁煙ではない飲食店なら加熱式タバコは吸えるってことです。
それでは禁煙ではない、喫煙可能な飲食店はどこでしょうか？
今回の改正健康増進法では1部の飲食店に限り例外措置が取られていて、そのお店では紙巻も加熱式もどちらも吸えるんです。
例外措置の飲食店の条件がこちら。
客席面積100㎡以下で資本金5000万円未満の既存店
個人や中小企業の小さなお店ですね。
スナックやバー、カウンターだけの昔ながらの居酒屋がこれにあたります。
喫煙可能店には表示義務がありますので、このようなステッカーが貼ってある飲食店はタバコがすえますよ。
また既存店ってのもポイントで、今後新規に開店する飲食店はどこも禁煙になるってことですね。
喫煙室
禁煙店でも以下の場所では加熱式タバコを吸うことができます。
注意が必要なのは喫煙専用室では飲食が出来ないってことです。
タバコ吸いながらお酒を飲んだり出来ないってこと。「お酒とタバコはセットだよねぇ」って方には残念ですね。
しかし加熱式タバコ専用喫煙室やフロアでは飲食が出来るんです。
お店全体が加熱式タバコ専用フロアだから！って店が出てきそうな気がする。
それはきっと不許可でしょうね(笑)
飲食店の禁煙法で加熱式タバコについてのまとめ
2020年4月からはじまる飲食店の禁煙法で加熱式タバコは吸えるのかな？っていう内容でした。
基本的に飲食店ではアイコス、グロー、プルームテックなどの加熱式や水蒸気のタバコも吸えなくなります。
しかし例外的な喫煙可能店や喫煙専用室ではタバコを吸うことができます。
入口にステッカーなどで掲示されていますよ。
今回の改正健康増進法は望まない受動喫煙を無くそうという取り組みです。
喫煙者は肩身の狭い状況になってきてしまいましたが、これも世の流れというものかな？
周りに配慮をし、ルールを守って喫煙を楽しむことが大事ですね。
