ドラッグストアってあちこちにあって、1度は行ったことありますよね?
エアコン完備でキレイなお店、気になる化粧品やテレビで見たいろんな商品があって、仕事も楽そうだしアルバイトしてみようかな?って思ったあなた!
実際どんな仕事するのかな?楽かな?意外とブラックなのかしら?とか不安に思ったりしますよね。
元ドラッグストア店長がパート・アルバイトの仕事内容とメリットデメリットを教えます!
レジ業務
まずはレジ業務から。お客さんがレジに持ってきた商品を1個1個レジに登録する仕事なんですけど結構大変。
読み上げ登録
1個1個の商品の値段を読み上げながらレジに登録していきます「398円が1点198円が2点98円が5点・・・」って。
お客さんが売り場で見た商品の金額と、レジでの金額が間違いないかをお互い確認する為に、商品と金額を読み上げていきます。
ぶっ続けで3時間とかレジに入ることもあるので、忙しいとのどがカラカラになりますよ。
お客さんが並ぶ
お店に行って「レジ遅いなぁ」とか思ったことありません?で、レジが遅いとどんどんレジ待ち客が増えて「早くスタッフ呼んでよ!」って思いますよね?
はい、その逆の立場になります!
だいたいのお店は「3人並んだらヘルプ呼ぶ」ってマニュアルがありますが「他のバイトも何か仕事してるし社員は接客してるし」ってなってしまい、なかなかレジのヘルプって呼び辛いんです。「お客さん!そんな目で見ないでー」ってなります(笑)
値段が違う
売り場で提示してある値段と、レジで入力した値段が違うことがたまにあります。毎日の様にお店にある商品の値段が変わるんですけど、売り場の値札が変えられてないときに発生します。
お客さんに謝って売り場の値段にあわせて値引き販売した後に、店長や社員を呼んで文句いいましょう。
お客さんにイラっとする事も
ごくまれに?頻繁に?お客さんにイラっとします(笑)
レジめっちゃ並んでるのに買い忘れたってカゴ置いたまま商品取りに行ったり、カゴ一杯に買い物してくれたんだけど、最後にバッグを漁りながら「財布が無い!どうしよう?」とか聞いてきたり。
そんな時は満面の笑みを貼り付けてしのぎましょう。
レジ業務はこんな感じです。最近のレジはお金を入れると自動的にお釣りが出てくる仕様になっているので、レジのお金が違うってことはほとんどありません。以前はレジ金が違うことが頻繁にあったのでその点は楽になりましたね。
納品と品出し
納品と商品出しって同じに感じますが実際は違います。
納品
商品がお店に配送されて、売り場やバックヤードに納める仕事。
バックヤードとは売り場の奥にある倉庫のことです。
ほぼ毎日商品が納品されます。月・木曜日は雑貨と化粧品、火・金曜日は食品と紙類(トイレットペーパーとか)みたいな感じで。
夜中に配送業者が商品をがっつり置いていくので、売り場に出せるものは出してその他の物はバックヤードに整理して積んでいきます。
チラシ広告の日替わり商品なんかで「ティッシュペーパー 148円!」みたいな商品ってありますよね?ダンボール1箱に12個入っているんですけど、30ケースとか届くんでかなりの重労働。飲料とかだとめちゃ重たい。だいたい男子がやらされます。
品出し
バックヤードにストックされている商品を店頭に補充する仕事。
お客さんが来れば商品が売れて減っていくので補充が必要ですよね。売り場がスカスカにならないように早く補充します。
売り場の状態とストックの数や場所が頭に入っていないとスムーズに出来ないので結構頭使うんですよ。
納品と品出しを行っていると発生するのがお客さん対応。商品さがしているお客さんが「チラシの洗剤ってどこ?」とか聞いてくるので、イラっとせずに笑顔で対応しましょう(笑)
納品や品出しの仕事をする中でどの商品がどこにあるのか、広告の商品の場所などをしっかりと頭に入れていきます。そうすると作業が早くなりますし、お客様対応もスムーズになりますよ。
POP書き
これは向き不向きがめちゃでる仕事なんですが、全員できないとダメな仕事です。
POP?なにそれ?って思いますよね。POPとは商品を目立たせる為に売り場に設置するアイキャッチのこと。
こういうやつね。
お店では売りたい商品や広告の商品などに目立つPOPをつけます。
POPは独特の文字、丸文字に近いんですがPOP字体っていいます。男子的には圧倒的に苦手な分野ですね。
みんな初めてPOPを書くことになるんですが、各お店にPOPの書き方マニュアルがあるので、レジ業務の暇な時間に練習ができます。いらない紙にコツコツ書いていくことで大体みなさん書けるようになりますので心配はいらないですよ。
接客
そのまんまお客さん対応のこと。
ほとんどは商品を探しているお客さんの対応なので、納品や品出しの時にしっかりと売り場や商品の場所を覚えておくことが大事です。
中には困ったお客さんがいて「昨日買った油汚れ洗剤が全然油落ちないから返金して!」とか「今朝口紅買ったんだけど思った色と違ったから交換して!」みたいな。
困ったお客さんは店長や社員にちゃっちゃと引き継いちゃいましょう(笑)
メリット
ドラッグストアのアルバイトって結構メリットがあるんです。
- 新商品などのサンプルがもらえる
- 栄養ドリンクが飲める
- 色々な化粧品を試せる
- 異性との出会いがある
- 友達が増える
ドラッグストアには沢山の商品があって、毎月なにかしら新商品が発売されます。各メーカーさんが売り込みや販促にの為に見本やサンプルをもってくるんですが、売り場で使用するのはごくわずかなのでスタッフで分けちゃったりします。
女子だと嬉しいのが化粧品が使い放題って所。こちらもサンプルが沢山貰えるのと、ほぼ全ての化粧品は見品がおいてあるのでアレコレ試せて楽しいですよ。
ドラッグストアのアルバイトって意外と人気があって、募集を出すとすぐに面接希望の人が連絡くれます。
店長はある程度選んで採用できるので、顔の偏差値が若干高めの採用が多いかも(笑)男女比は偏らないように採用するので、素敵な出会いがあるかもしれませんよ。
大学生のアルバイトが多いです。卒業のことも考えて採用していくので1年生~4年生までまんべんなくいます。他の学校の友達が増えますよ。
デメリット
デメリットも若干あります
- 時給が安め
- シフトが変えにくい時もある
- 店長や社員がしょっちゅう変わる
- バイト辞め辛いかも
アルバイトを募集すればすぐに集まるので、時給があんまり高くないかもしれませんね。
曜日を固定してアルバイト契約を結びます。1ヶ月先のシフトも決まっているので、遊びにいきたい日がバイトの日だと行けないこともあります。
店長や社員の異動が多い業界なのでころころ変わります。そうすると仕事のやり方も変わったりすることもあるので、ちょっととまどったりするかもしれません。
変わるといってもバックヤードの商品の配置の仕方だったり、店内店頭の商品の陳列が変わったりする程度。仕事の内容が変わることはないのでそんなに心配はいらないですよ。
だいたいどこの店もアルバイト同士って中が良いです。なのでシフトを変わってもらったりすることはし易いんですが、結構先のシフトまで決まっているので辞める時には1ヶ月以上先に言わないと辞め辛いです。
まとめ
ドラッグストアアルバイトの仕事内容は
- レジ業務
- 納品と品出し
- POP書き
- 接客
の4つ。そんなに難しい仕事ではありません
仲間が出来やすい環境でいろいろメリットも多い反面、時給があまり高くなかったり変わったお客さんの対応もあったりとデメリットもあります。
最後にもう1つドラッグストアのアルバイトでお伝えしておきたいことがあります。
めっちゃホワイト!
ほとんどの会社が1部上場企業なのでとてもコンプライアンスにうるさいんです。
コンプライアンスとは法令や規則をちゃんと守ろうねってことなんですけど、ここ本当にきっちりやってます。
なのでアルバイトでも有給がありますし昇給もちゃんとします。サービス残業なんてもってのほかで1分単位で超過手当てが付きますし、週に働く時間にもよりますが雇用保険にも入りますよ。
私の学生時代は超ブラックなアルバイト先だったので正直いいなぁって思いました。
ドラッグストアのアルバイトいかがでしたか?
時給はあんまり高くないかもしれませんが、長くやるのであればいいバイト先だと思います。