【個人飲食店の出店場所】繁華街と郊外のメリット・デメリットを解説!

飲食店経営

飲食店経営者のびる(@nobiru_san)です。

お店の出店場所ってどこが良いの?

繁華街と郊外でそれぞれメリット・デメリットがあるよ!

僕の場合は最初の店を【繁華街】次の店を【郊外】に出店しました。

結論を先に言うと郊外の方が良かったです。

今回は、個人の飲食店を出店する場所のメリット・デメリット、郊外の方が良かった理由を解説します。

今回の記事
  • 個人店は郊外店がおすすめ
  • 繁華街のメリット・デメリット
  • 郊外のメリット・デメリット

個人店は郊外店がおすすめ

僕は【繁華街】に出店した後【郊外】に出店しましたが、郊外店の方で成功できました。

郊外店の方が安定して利益を出しています。

今から始める方には【郊外】での出店をおすすめします。

【繁華街】と【郊外】での違いを簡単に書いていきますね。

【繁華街】

メリット

  • 企業や様々な店、買い物や遊びに来ているなどそこにいる人の数が多い
  • そもそも食事や飲み会などの目的で来ている人が多い
  • 会社のランチ需要が高い
  • 接待需要がある
  • 忘年会・新年会・歓迎会・送別会など宴会が多い
  • 交通の便がよい
  • 友人や親戚を呼びやすい

デメリット

  • 家賃が高い
  • 競合店舗が多い
  • 再来店していただく事が難しい
  • 販売促進費がかさむ
  • 夜の単価が低い(場合による)
  • 人件費が高い

絶対的に人の数が多い分競合店もとても多いです
各分野の店は一通りあるはずで、さらにその中でも一つに特化した店も多い

「比内地鶏ラーメン」とか「北海道直送!海鮮酒場」とか「名古屋コーチン焼鳥店」など

他店との差別化をしっかり考えて出店しないといけないですね

また家賃が高いので毎月の固定費が上がります

販促費も毎月結構な金額が必要
(僕の場合は月40万位は使った事もあります)
ここを怠ると宴会予約も取れないですし、そもそも新規のお客さんが来ません

お金をかければお客さんは沢山きます!お金をかければ
逆に販促費を渋るとお客さんはあまり来ません
出店直後でまだ認知度が低い時はまったく来ないです

つまり

潤沢な資金があってしっかりと販促を行えばお客さんは来ます
しっかりとしたコンセプトがあって
お客さんを満足させることが出来れば
大きな成功を収めることが出来る可能性があります

資金が潤沢に無くコンセプトが曖昧で
競合店に優位を保てない店は
すぐに潰れます

【郊外】

メリット

  • 競合が少ない
  • 家賃が安い
  • 常連客をつくりやすい
  • ものめずらしさから取りあえず来店してくれる
  • 販売促進費が少なくてすむ
  • 口コミが広がりやすい

デメリット

  • 見込み客が少ない
  • 会社が少ないので大きな宴会を取りずらい
  • 古くからある競合店が強い
  • 交通の便が悪い
  • 駐車場は必須

繁華街に比べてそこに居るひとは地域の住人の方がメインです

「小さなころから家族で行ってた店」とか
「田中さんの息子がやってる店」
歴史のある店や知り合いの店みたいな競合が多いのもあります
いわゆる老舗ってお店ですね

またいい意味で田舎なので評判は近所ですぐに広まります
ちゃんとした料理と接客をしていれば常連のお客さんはつきやすいです

しっかりとお金をかけた販促を競合はしていない場合が多いので
自店の販促費もほとんどかけなくてすみます

また、家賃がとても安いのは強いです
繁華街の10分の1ぐらいの所は結構あります

固定費が少なくてすむのがいい所です

競合に大資本の入った激安店やチェーン店が少ないので客単価は高めです

つまり

家賃が少ないので固定費が抑えられます

近所の方は一度は来店してくれるので
販促費は少なくてすみます

お客さんとコミュニケーションを多くとって
顔や名前を売っていけば常連はつきやすいので
遊んであげるのが大事ですね

少ない資金で運営が出来るので
廃業のリスクは比較的少なめですが
大きく利益を上げていくには
テクニックが必要になります

まとめ

初期費用や運転資金が潤沢にあって、ノウハウもしっかりある方は繁華街で勝負するのもいいと思いますが
はじめての出店で不安があるのであれば
繁華街は避けて出店する事をおすすめします

僕の場合最初に繁華街に出店して大失敗しました
具体的に3000万円ほど失いました

素人が出店したのですから当たり前なのかもしれませんが相当な痛手でした

その後田舎に移転してコツコツお客さん増やして、当時の借入も返済できました

今では常連さんと野球チームを作ったり、花見・旅行などなどイベントを行い
日々楽しくお店を運営しています

繁華街での失敗も今ではいい経験になっていますけどね

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